1.燃費

バイクの基礎知識として、ここでは、燃費について紹介しよう。
燃費とは、ガソリン1リットルで、どれだけの距離が走れるかを表したものである。数値が大きくなれば、少量のガソリンで長い距離が走れるので、経済的といえる。
バイクのスペック表には、定地走行燃費が記載されている。定地走行燃費とは、平坦な道路を時速60キロメートル(原付などの場合は、時速30キロメートル)で走り続けた場合の数値である。実際の走行では、信号で止まったり、起伏のある道路を走行したりと、さまざまな要素が重なるので、定地走行燃費よりも燃費が悪くなる。カタログの数値はバイクを選ぶ際に参考として、比較するとよい。
一般にいう燃費とは、実際の公道を走り算出する燃費のことをいう。
燃費は、バイクの種類や、車体の重さ、エンジンの種類や、運転方法などさまざまな要素で大きく差が出る。
一般に燃費の計測は、ガソリンを満タンにして、走行距離メーターをリセットし走行し、次回満タン給油するまでに走った距離と給油量で算出する。「走行した距離(キロメートル)」÷「給油量(リットル)」で、燃費が求められる。

2.バルブの作動方式

バイクの基礎知識として、ここでは、バルブの作動方式について紹介しよう。
4ストロークエンジン内で、吸気・排気をコントロールしているのがバルブ(弁)である。吸気・排気口に付けられたバルブが、上下することで開閉を行う。
バルブを作動させるためのカムシャフトの作動方式は、通常アルファベットの頭文字で表される。
国産バイクの場合、シリンダーヘッドの上にカムシャフトを備えたOHC(overhead camshaft オーバー・ヘッド・カムシャフト)がほとんどである。
OHCのうち、カムシャフトが1本のものをSOHC(single overhead camshaft シングル・オーバー・ヘッド・カムシャフト)、2本のものをDOHC(double overhead camshaft ダブル・オーバー・ヘッド・カムシャフト)と呼ぶ。
高性能車は、DOHCを採用している。
そのほかに、OHV(overhead valve)やデスモドローミック(強制開閉バルブ)、現在では使われていないSV(side valve)などがある。

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